ストーリー

地元小学生からのバトンを受けて。北海道美幌町でロイヤリティ マーケティング様のツアーを行いました。

11月13日・14日の2日間、北海道美幌町で株式会社ロイヤリティ マーケティング様の現地ツアーを開催しました。ロイヤリティー マーケティング様には、2021年より美幌町内の「Pontaの森」にてmore treesと協働で多様性のある森づくりに取り組んでいただいており、ツアー開催は4度目。今回は19名の社員の方にご参加いただきました。

森づくりのオリエンテーションの後、「森林散策」「育苗体験」「植林体験」「箸づくり体験」とたっぷり身体を動かした2日間の様子をフォトダイジェストでお届けします。

 ▲ここは美幌みどりの村。美幌博物館 学芸員の城坂結実さん(写真一番右)のガイドで森林散策をしました。城坂さんの後ろに見える茶色い葉っぱはカシワです。こんな昔話を教えていただきました:ある人がお金を借りるときに「カシワの葉っぱが落ちる頃に返すよ」と言い、貸したほうはてっきり秋に返ってくるのかと思っていたら、秋になっても返ってきません。催促をしてみるとまだ葉は落ちていないと借り手からの返事。冬になっても葉は落ちず、春が来てようやく葉が落ちるものの、すでに若芽が芽吹いてあたらしい葉が!結局お金の話はうやむやになってしまったとさ。―――カシワは落葉樹で秋には葉が枯れますが、春に新しい葉が出るので、葉っぱはなくならないんですね~

▲赤い実はイチイ。ちょうど甘くておいしい時期だったので、みんなでいただきました。北海道の子どもたちは学校帰りなどによくつまんで食べているそうです。ちなみに、イチイは美幌町の“町の木”でもあります。

▲こちらはシラカンバのタネ。北海道を象徴する木のひとつですが、どんなタネなのかはなかなか知らないもの。簡単に見つけられないほど小さなタネで、みなさん必死に地面を見て探していました。

▲つづいて美幌みどりの村内にある美幌博物館へ移動しました。館内に置いてあった講座案内を見ると、楽しそうなものがいっぱい!機会があれば受けてみたいと思いながら、中へ。

▲迎えてくれたのはさまざまな樹木の種。1カ月半ほど前に地元の旭小学校の小学生と一緒に拾った種です。これは責任重大!?

▲苗木用の土づくりをしたあと、6つの発芽床と9つのコンテナへの種を蒔きました。みなさんテキパキ作業をしてくださり、旭小学校の子どもたちからのバトンが無事につながりました!苗木が育つのが楽しみですね。

▲つぎは「Pontaの森」で植林体験です。お天気もよく気持ちいいです。

別のツアーの記事でも登場されていた美幌町役場 農林政策課 五十嵐裕哉さんが鍬を振って植樹の実演をしてくれています。

▲今回植えるヤチダモの苗木です。葉っぱがついていないと生きているの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ちゃんと生きています。

▲「とても手際がよかったんですよ~!」とmore trees スタッフ岸が感心するほど、予定時間を上回るスピードで植えていくみなさん。

▲60本のヤチダモを植えることができました。大きくなあれ!

▲ふたたび美幌博物館に戻り、最後は木を使ったワークショップをしました。まずは森林散策でもガイドしてくださった学芸員の城坂さんから「カラマツ」ってどんな木?というお話を聞いてから…

▲「美幌の木でつくるマイ箸」というテーマでお箸づくりにチャレンジ!地元のカラマツ材を使ったお箸です。

▲右側はやすりで磨いて丸みを帯びていますね。ほかにも全体的にカクカクにする方がいたり、先をとがらす方、逆に先を丸くする方など、ものづくりにはそれぞれの「好み」があらわれてくるのが面白いです。

▲マイ箸も完成♪ 「ご飯を食べるのが楽しみ~」という感想が聞こえてきました。

今回のツアーは以上で終了です。「Pontaの森」に植えたヤチダモも、旭小学校の子どもたちとバトンリレーした苗木の種も、これからの生長が楽しみですね。

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※ 本件は、独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金の助成(一部)を受けて実施しました

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