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手間をかけたお箸にニッコリ。北海道足寄町でお箸づくりワークショップを開きました

6/29(土)、北海道足寄町の〈第一生命の森〉で行われた植樹イベントの後半、植林地から足寄町役場に戻った参加者のみなさんと一緒に、国産のヒノキを使ったワークショップを開催しました。つくるのは、自分だけの「お箸」。

はじめにmore treesの水谷がマイクを持ち、森林にまつわるクイズがスタート。世界の森はいま増えている?減っている?日本の森はどうでしょう?など次々に投げかけられるQに、みなさん手を挙げ、ときに頭を抱え、答えを聞いて驚きの声もあがります。

クイズでウォームアップ(暑いなかでの植樹後だったのでクールダウン?)したあとは、お待ちかねの箸づくりです。おとな用とこども用、それぞれざっくりと箸のかたちになっている木を、紙やすりで磨いていきます。今回は小さなお子さんも多かったのですが、紙やすりを使うだけなので大人の手を借りずに「ひとりでできるもん!」と誇らしげな表情があちこちに。

途中、more treesの岸がマイクを持ちました。
「せっかくみなさん一緒にやっているので、ユニークなデザインをしている方をご紹介します!」

▲こちらの男性は、お箸の上部を斜めに削るデザインに挑戦。紙やすりにゴリゴリと箸を押しあててなかなかの力業ですが、美しい木目があらわれていました。いわゆる「天削(てんそげ)箸」のかたちは、大正時代に奈良県吉野地方で考案されたのがはじまりだそうです。

 

▲真ん中の女性は、紙やすりを折って箸の先に溝を刻んでいました。「溝が粗くなっちゃったからそんなにじっくり見ないで~」と恥じらいつつ、「家に帰ってからもっときれいに仕上げるわ」と向上心たっぷり!

小さな子どもはすぐに飽きてしまうかな?とおもいましたが、杞憂でした。1時間の枠をいっぱいに使って、子どもも大人もひとりひとり表情の違う箸が完成。

終了後、会場の後片づけをしていたら、嬉しいメッセージを見つけました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

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