6/11、サステナブルなワイン造りで業界に革命を起こすシャンパーニュメゾン「テルモン」の新作発表会にmore trees 水谷がゲスト登壇
撮影:JBpress autograph
6/11、シャンパーニュメゾン「テルモン(Telmont)」の新作「レゼルヴ・ド・ラ・テール(オーガニック)」のローンチイベントが東京・代官山で開かれ、more trees事務局長・水谷伸吉がゲストとして登壇しました。
テルモンといえば、圧倒的な情熱でサステナブルな最高品質のワイン造りに挑むパイオニア。その誠実な取り組みに共感し、ハリウッド俳優であり環境保護活動家としても知られるレオナルド・ディカプリオ(Leonardo Dicaprio)も出資しています。今回発表された新作も、除草剤、殺虫剤、防カビ剤、化学肥料を一切使用しないオーガニック栽培のブドウのみから造られたもの。本場フランスのシャンパーニュ地方では、オーガニック農法でブドウを栽培している畑はわずか5%ほどだそうですが、テルモンは自社畑25haのうち83%と契約農家のブドウ畑75haの60%がオーガニック認証を取得し、2031年までには100%オーガニックを目指しています。
テルモンの革新性はこれだけではありません。2030年までにクライメートポジティブ(温室効果ガスの排出量より吸収量が上回る状態)を、2050年までにネットポジティブ(ビジネスが環境や社会にプラスの影響を与える状態)を実現するという目標を掲げ、「一切のパッケージの廃止」「非リサイクルガラスを使った透明ボトルや特殊な形状・サイズのボトルの廃止」「リサイクルガラス比率87%のグリーンボトルの使用」「世界最軽量のシャンパーニュボトルの開発」「空輸の完全廃止」など着実に行動し続けています。
だからこそ、イベントでトークショーを行ったテルモンのグローバルエグゼクティブディレクター ジャスティン・ミード氏の言葉には確かな説得力がありました。
「サステナビリティは言葉だけではダメで、行動なんですよね」
この思いはmore treesもおなじです。気候変動や生物多様性の危機など、森林の減少がその一因ともいえる問題が世界中で深刻化するなか、無力感を抱くことがあるかもしれない。それでも、日々の生活のなかで「よりサステナブルでエシカルなものを選択する」という行動が、つくり手とのつながりを生み、新しい価値を生み出していくのではないか。
「私たちは日本の木材を使う活動で、それを後押ししていますが、テルモンのシャンパーニュを選ぶことも同じことではないかとおもいます。世界中でこういうことが起きて、今、一人が一本の木を植えれば、それは50年後、100年後には100億本の木になっているかもしれない」
と水谷は語りました。
当日の様子は、JBpress autographのウェブサイトで詳しく紹介していただいています。ぜひそちらもご覧ください。
JBpress autograph:
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