ストーリー

和歌山県田辺市にて植林を実施しました

2023年9月7日~12月27日にかけて、more treesが「多様性のある森づくり」を進める和歌山県田辺市にて植林を実施しました。

2022年より植林を進めている中辺路町近露では、今回6.73haの土地にウバメガシの苗木、合計20,190本を植林しました。
和歌山県の木、田辺市の木でもあるウバメガシは紀州備長炭の原料として知られ、地域の森林を象徴する樹種ですが、木炭生産を目的とした過剰な伐採やスギ・ヒノキを中心とした人工林への転換によって、近年大きくその数を減らしています。more treesでは地域と協働でウバメガシの植林を行うことで、地域の森林を本来の姿に戻していくとともに、将来的には備長炭の原料として使う樹木だけを選択的に伐採する択伐の実施により、経済と環境の両立を目指しています。
今回の植林作業にあたり、対象地の下草刈りや地拵えを実施したほか、植林地全体を柵で囲うゾーンディフェンスを設置しました。柵により野生動物の食害を防ぐのと同時に、自然に落下した種子から他の広葉樹の天然更新を促し、多様性のある森の生育に努めます。

同町の植林活動については、株式会社セールスフォース・ジャパン様と協働で実施しています。
今後も地域の特徴に適した植林の手法や樹種の選定、適切な育林作業を行い、地域および「企業の森」プログラムにご参加いただいた企業等と協働で森づくりを進めてまいります。

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