岩手県住田町にて 「イコウェルすみた」の落成式が開催されました
東日本大震災被災地支援プロジェクト「LIFE311」にて、more treesが木造仮設住宅の支援を行ってきた岩手県住田町。仮設住宅のあった本町団地の跡地に、仕事や学びに活用できる交流施設「イコウェルすみた」が完成し、4月18日に開催された落成式にmore trees事務局長の水谷が出席しました。
2011年に発生した東日本大震災後、地元の木材を使った木造仮設住宅の建設にいち早く着手した住田町に対し、more treesは「LIFE311」プロジェクトを立ち上げ、建設費用等の寄付を募り同町への支援を行ってきました。
2020年にすべての入居者の方が退去されたことに伴い、木造仮設住宅はその役割を終えましたが、その後の活用方法として震災の記録や記憶を継承するとともに、地域活性のための新たな受け皿となる施設の整備に向けて準備が進められてきました。
この度完成した施設には、解体された木造仮設住宅の部材の一部が再利用されており、仮設住宅を再現し震災の記録を伝える「展示棟」や、会議やリモートワークに使える「オフィス棟」、町での暮らしを体験できる「滞在体験棟」など7つの棟が整備されています。
more treesでは、2018年に開始した「多様性のある森づくり」の一環として、同町および「企業の森」プログラムにご参加いただいた企業等と協働で、町内の森づくりに取り組んでいます。今後は「イコウェルすみた」の空間を活用したワーケーションなどの新たな企画も視野に、引き続き地域の方々と協力しながら活動を続けてまいります。
■関連メディア情報
≫東海新報
≫テレビ岩手
≫岩手めんこいテレビ
≫NHK(岩手)