北海道美幌町にて植林および育林作業を実施しました
2022年5月31日~11月15日にかけて、more treesが「多様性のある森づくり」を進める北海道美幌町にて、植林および育林作業を実施しました。
美幌町内で進めている「多様性のある森づくり」は、登栄(といえ)地区および日並地区で実施しています。
夏にかけては、これまでに植林を実施した土地での育林作業として、植林木や天然更新により芽吹いた木々が順調に生育できるよう周辺の下草刈りなどを実施しました。
また、秋には各地区において新しい土地の地拵えを行い、植林作業を進めました。
登栄地区では、約20haもの大面積皆伐が行われた後、防災や生物多様性の観点から早期の植生回復が求められていた土地において、2019年より植林を行ってきました。天然更新が進んでいる場所では植林は行わずに遷移を見守っていますが、今回の作業で3.5haの土地にシラカンバ、ミズナラ、ヤチダモの苗木、合計7,000本を植林し、予定していた全面積の15.5haに累計25,4
また日並地区では、あわせて4haの土地にミズナラ、シラカンバの苗木、合計8,000本を植林しました。対象地の中には美幌町で使用されている水道水の水源となっている川の下流に位置する場所や、周辺にホタルやモモンガ、フクロウなどが生息する場所もあり、水源涵養機能や生物多様性の点からも重要なエリアと言えます。
同町の植林および育林活動について、登栄地区はあいおいニッセイ同和損害保険株式会社様、日並地区は株式会社ロイヤリティマーケティング様、株式会社I-ne様と協働で実施しています。
今後も地域の特徴に適した植林の手法や樹種の選定、適切な育林作業を行い、地域および「企業の森」プログラムにご参加いただいた企業等と協働で森づくりを進めてまいります。