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奈良県天川村にて植林および育林作業を実施しました

2022831日~1125日にかけて、more treesが「多様性のある森づくり」を進める奈良県天川村にて、植林および育林作業を実施しました。

天川村での植林は、春と秋の2シーズンに分けて、地域の方々の手で植え付け作業を行っています。前回の春植えに続き、今回の秋植えでは、3haの土地にキハダ900本、ウリハダカエデ240本、合計1,140本の苗木を植林しました。

これまでと同様、数本の苗木を密植する「巣植え」という手法をベースに、今回は31組として植林を行いました。巣植えにより、初期の生長促進や樹形を整えることにつながります。生長具合等を見ながら、必要に応じて間引き、さらなる生長を促す方法です。また鹿などの獣害対策として、巣植えした苗木をまとめて覆うようにネットを設置しました。

同村に縁の深いキハダは、将来的に胃腸薬の原料となります。その恵みを享受しつつ、植栽した苗木と、天然更新により芽吹いた木々が混交した「多様性のある森」を保つことで、経済と環境の両立を目指しています。

植林作業とあわせて、前回までにmore treesが同村と協働で植林した4haの植林地における育林作業も実施しました。植林木や天然更新により芽吹いた木々が順調に生育できるよう、周辺の下草刈りや、獣害対策として設置しているネットや柵の点検・補修、作業道の整備などの管理を行いました。
今回の植林および育林活動は、「企業の森」にご参加いただいている三井住友カード株式会社様、デッカーズジャパン合同会社様(UGG)、株式会社TRACE様、株式会社三井住友銀行様と協働で実施しています。

また、天川村が独自に植林した10haの植林地についても、同様の育林作業を実施しました。この土地は、2021年の植林完了後、育林作業が必要であるとされていましたが、植林された苗木がキハダであること、またmore treesが植林・育林を進める土地に隣接していることから、森づくりのためにいただいているご寄付を充てさせていただき、育林作業を実施することができました。

今後も地域の特徴に適した植林の手法や樹種の選定、適切な育林作業を行い、地域および「多様性のある森づくり」にご賛同いただいた企業と協働で森づくりを進めてまいります。

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