ストーリー

高知県梼原町の植林地で生育調査を実施しました


2022年9月、more treesが「多様性のある森づくり」を進める高知県梼原町にて、生育調査を実施しました。
対象地は、2020年3月〜4月にかけて植林を実施した0.5ha、および2022年2月〜3月にかけて植林を実施した1.02haの植林地で、梼原町の名前の由来とも言われているイスノキ(別名「梼(ユス)の木」)をはじめ、ケヤキ、トチノキ、ホオノキ、カエデ類など、地域の植生に合わせた広葉樹の苗木を植えています。

今回の調査には高知大学名誉教授の石川愼吾先生をお招きし、樹高測定や枯死率の調査などを通じて植林木の生育状況を確認いただきました。 樹種によっては、ノウサギとみられる野生動物の食害や立ち枯れが目立つものもありましたが、ホオノキやケヤキ、カエデ類の一部は非常に生育状況が良く、下草の中から飛び出るほど樹高が高く生長した樹木もありました。イスノキにおいては、場所によって差はあるものの、概ね順調に生育している様子が確認できました。

今後とも継続的に生育調査を行いながら、さらに範囲を拡大して植林を進めていく予定です。専門家の方々や地域の皆さんと協力し、「多様性のある森」の再生を目指して活動を続けてまいります。

石川愼吾先生からのコメント

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