「住田町応急仮設住宅クロージングセレモニー」が開催されました
東日本大震災被災地支援プロジェクト「LIFE311」にて、more treesが木造仮設住宅の支援を行ってきた岩手県住田町。この度、町内の仮設住宅からすべての入居者の方が退去されたことに伴い、仮設住宅が設置されていた全団地が閉鎖されることとなりました。
12月4日、中上団地にて「住田町応急仮設住宅クロージングセレモニー」が開催され、more trees事務局長の水谷が支援団体を代表してあいさつを行いました。
セレモニーの後には「仮設住宅お別れ交流会」が実施され、仮設住宅に入居されていた方々をはじめ、行政や支援団体などの関係者も数多く参加されました。仮設住宅がご縁でつながった皆さんとの “同窓会” は、懐かしい面々とともにこれまでを振り返り、今このときを分かち合いながら過ごす、心あたたまるひとときとなりました。
住田町の仮設住宅閉鎖の発表に伴い、「LIFE311」は2020年3月31日をもって寄付の受付を終了しましたが、木造仮設住宅の支援をきっかけとしたつながりが今なお続いていること、地域の皆さんにあたたかく受け入れていただけることこそが、私たちにとって何よりの喜びです。
今後も変わらず地域の皆さんに寄り添い続けるとともに、新たに始まった「多様性のある森づくり」の発展に向け、住田町の皆さんと協力して森づくりに取り組んでまいります。