ストーリー

桑沢デザイン研究所にて講義を実施しました

1月8、15日の2回にわたり、東京・渋谷の桑沢デザイン研究所にて「スペースデザイン特論」の講義を実施しました。
「森林資源を活かしたプロダクトデザインの可能性」をテーマに、第1回目をmore trees事務局長の水谷が、第2回目をmore trees designプロダクトディレクターの青木が講師を務めました。

講義では、世界と日本の森林の現状や保全への取り組み、more treesのオリジナルプロダクト「つみき」をはじめとする木材の活用事例を紹介しました。また国産材を使ったプロダクトデザインを考えるグループワークでは、講師たちも感心する素晴らしいアイディアが数多く披露されました。
 
さらに、世界中で関心の高まる「SDGs(持続可能な開発目標)※」の目標12「つくる責任 つかう責任」についても触れ、生産者や消費者としての立場から、もののトレーサビリティ(追跡可能性)やサステナビリティ(持続可能性)を意識する必要性があることを説明しました。

※「SDGs」
…2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標。貧困や飢餓、教育、エネルギー、気候変動、海や陸の豊かさなど、開発途上国と先進国が一丸となって達成すべき様々な目標で構成されている

■「SDGs」関連記事
≫more treesブログ「森林保全で達成されるSDGsの目標はいくつある??」
≫「SDGs達成のカギを知る~企業活動と生物多様性・森林の関係とは~」セミナー開催のご報告

 
今年で9回目を迎えた本講義。長年にわたり継続してこのような機会をいただいている桑沢デザイン研究所様に、重ねて感謝いたします。
講義をきっかけに森林や木材、また社会課題への関心を持ち、学生のみなさんから環境や森林保全に通じる新しい発想が生まれることを期待しています。


※more treesでは全国各地の学校やセミナーへの講師派遣や登壇を承っています。下記メールアドレスまでお気軽にご相談ください。
info@www.more-trees.org

関連記事

TOP