丸の内朝大学『アーバン森暮らしクラス』のフィールドワークを実施しました
4月27日より開講している丸の内朝大学『アーバン森暮らしクラス 阿蘇・熊本編』で、5月27、28日の2日間にわたって熊本県小国町を訪ねるフィールドワークを実施しました。
1日目は町の特産である「小国杉」の姿を追って各所を巡りました。木材市場では丸太の競り市を体験し、思ったよりも安い価格で取引されていることにみなさん驚いた様子でした。
また山を訪れ、林業家の方による木の伐倒の様子を見学したり、枝打ちの体験を行いました。こうした手入れを行うことで、森の中にも太陽の光が届くようになります。作業後はあちこちから「さっきよりも明るくなった!」という声が上がり、その差を実感することができました。
また地域材を活用した木造体育館「小国ドーム」も見学しました。
夜は杖立温泉で美肌の湯を堪能したり、地元の方々との交流会を行いました。
地域を越えた親交が深まるとともに、小国町の夜もあっという間に更けていきました。
2日目は阿蘇の雄大な自然を巡る一日となりました。裏見の滝として有名な「鍋ヶ滝」では爽やかな水のカーテンに癒されました。
また「more treesの森」のある「一目山」では、真っ青な空と緑の牧草地がどこまでも続き、風車やジャージー牛、遠くに見える山々というこれ以上ない鮮やかな絶景が広がっていました。しばし時を忘れてしまうほどの美しさと気持ちよさに、みなさん大満足の様子でした。
最後に今回のクラスの最終目標である『アーバン森暮らし』の発表に向けて、グループ分けを行いました。今回の課題の必須条件は「小国杉を使った提案であること」。最終回に向け、各グループどんな発表になるか楽しみです!
晴天に恵まれ、小国町のみなさんにも親身にご対応いただき、和やかで思い出深い2日間となりました。
今回の体験をしっかりと心に刻んで、残りのクラスも楽しみながら森について学んでいきましょう!
more treesでは、企業様・団体様向けに森林に関する講座への講師派遣や「more treesの森」がある地域を訪問するツアーの企画・運営などを実施しています。お気軽にお問合せください。
info@www.more-trees.org