【コラム】海外販路へのチャレンジ ~メールの正体は??
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さて、昨年9月のパリ滞在中は大きな商談まで持ち込めず、成約ゼロの状態での帰国となりました。
ところが数日後、パリから一通のメールが入ります。
その送り主は、、、、
ルーブル美術館でのイベントを企画する人物からでした。
メールの内容は、
「12月にルーブル美術館のメセナ10周年記念パーティーがあり、その空間演出としてTSUMIKIを採用したい」
というものでした。
え、マジ!?ルーブル!? すげーじゃん、
やったぜー!!!!!!
\(^o^)/
ご存知の方も多いと思いますが、ルーブル美術館には「ルーブルピラミッド」と呼ばれるガラスのピラミッドがあります。
メールの主はそのフォルムと、TSUMIKIの三角形に連続性を感じてくれたようです。
頂いたオーダーは2,100ピース。
ちょうどギャラリーで使用したTSUMIKIの数と同数です。
ということで展示会終了後、パリにストックしていたTSUMIKIをそのまま納品することができました。
12月のパーティー本番には約2,000人の要人が集まったそうです。
パーティー会場のいたるところに、TSUMIKIが展示されました。
単発のイベントでの採用とはいえ、ルーブル美術館に採用されたこと、
2,000人ものキーパーソンにTSUMIKIの存在を知ってもらえたことはとても収穫でした。
とはいえ、クローズドなイベントなので、一般の人の目に触れなかったことも事実です。
来期の課題は、継続的に製品を取り扱ってくれる店舗を発掘することと(タッチポイントをつくること)、現地でのPRですね。
次回は東南アジアでの展開について振り返ります。
水谷伸吉