鳥取県智頭町ツアー実施のご報告
7月16日（土）～18（月・祝）の3日間、more treesの森のある鳥取県智頭（ちづ）町を訪ね、more treesとお繋がりいただいている方を対象とし、森林や地域の魅力を体験するツアーを実施いたしました。
智頭町は昔から杉の町と言われ、林業が盛んな地域です。今でも町の面積の9割以上を山林が占めており、豊かな森の恵みを活かした様々な産業や取組みを進めています。
今回のツアーではmore treesの森の見学を始め、間伐体験や、林業家の方の話を聞きながら巡る山林見学、緑の木漏れ日を浴びながらゆったりと時間を過ごす森林セラピーなど、まさに木や森とともに過ごす3日間となりました。
特に間伐体験では、地元で林業に携わる芦津財産区のみなさんや、若手林業家の方々にご指導いただき、参加者全員が実際に木を伐り倒す作業を行いました。最初は戸惑う場面も見られましたが、体験後の表情は、皆やり遂げた達成感に溢れていました。
また歴史ある古民家の残る板井原集落や、木材の売り買いが行われる原木市場、特別な許可を得て復活した麻畑など、智頭ならではとも言える特徴ある場所もたくさん見学することができました。
そして旅の楽しみといえば食！という参加者のおなかを満たしてくれる、美味しい地元の味覚もたっぷりいただきました。
80歳を超えたご夫婦が営む、山の中の隠れ家的なお店「火間土」では、水車でついたお米を地元のまろやかな水で炊き上げたかまどご飯に、山で採れた山菜のおかずを合わせた贅沢な昼食を堪能しました。
また民泊で泊めていただいたお宅では、柿の葉寿司などの伝統的な郷土料理や、畑で収穫したばかりの新鮮な野菜を使った手料理をいただきながら、ご家族の皆さんと一緒にゆったりとした時間を過ごしました。
様々な体験でお世話になった地域の方との交流会では、地元のお母さんお手製のごはんと地域の米を使用して造られた地酒も用意され、深く熱い会話は尽きることなく夜遅くまで盛り上がりました。
智頭の豊かな森林や自然は、そこに誇りを持って暮らし続ける地域の方々がいてこそ、この地を訪れた我々の心に深く響く魅力を放つのだと改めて実感しました。
今回ご参加いただいた皆様にとっても、忘れられない思い出として深く心に刻まれたことと思います。
more treesでは、地域の魅力を最大限に堪能し、貴重な学びを体験いただけるツアーをご提供しています。
「more treesの森」がある地域を訪ねるツアーや、研修の企画・運営についても最適なアドバイスをさせていただきます。ご相談をご希望の企業や団体の方は、お気軽にお問合せください。
