【コラム】百姓=ゼネラリスト!
かつて「百姓」という言葉はあまり前向きにとられていませんでした。
「木こり」も同じでしょう。
共に、TVでは放送禁止用語になってます。(知ってました?)
この事実も、それを裏付けていますね。
けど、いろいろな山村を訪ねると気付かされることがあります。
山村に住む人は、たとえば林業だけ、稲作だけでは満足な収入が得られないケースが多々あります。また、シイタケ栽培など季節限定の農作物の専業というのにも限界があります。
そこで、稲作、畑、シイタケ、お茶、林業、畜産、養蜂、川魚、そしてハンターなど複数の業を掛け持っている人が多いわけです。
役場の職員が、週末になると林業やシイタケ栽培を手伝うケースも珍しくありません。
都市部のように、一つのことさえやれればいいわけではないのです。
つまり、百姓とはゼネラリストなんですねー
だからボクは、「百姓」「木こり」という言葉を敢えて普通に使います。尊敬をこめて。
自分にはとてもマネできないわけだし。
ちなみに、、、
more treesでは、蜂蜜やミツロウも「森の恵み」として製品化すべく動いています。
木材だけでなく、これらも「林産物」であることには変わりないんですヨ。
ボクらも、森の恵みが都市部でアウトプットされる際の幅を持たせられる「ゼネラリスト」を日々目指しています、ハイ。
水谷伸吉