003
北海道 下川町 /
美幌町 / 足寄町 /
滝上町
びほろちょう / あしょろちょう /
たきのうえちょう
北の大地に根ざす森林未来都市
下川町(しもかわちょう)は豊富な森林資源を活用した自立型の森林総合産業を創出することや、森林バイオマスを中心とした再生可能エネルギーの完全自給などを目指した地域づくりをすすめています。町内の民有林や国有林のFSC認証(※)を取得しているほか、環境への取り組みが評価され、「環境モデル都市」、「環境未来都市」、「バイオマス産業都市」、「SDGs未来都市」といった国のモデル地域に選定されました。
美幌町(びほろちょう)は道東に位置し、屈斜路湖や摩周湖にも近く、美幌峠をはじめ多くの観光客も訪れる自然豊かな町です。広大でなだらかな土地が多く、半径3kmに人口の9割が居住するコンパクトシティでもあります。
農業と林業、畜産業が盛んで、特に農業ではビート(甜菜)、小麦、ジャガイモ、タマネギなどの栽培が盛んです。林業では2005年にFSC認証(※)を取得し、国際的な管理ルールに基づいた林業を実践しています。
足寄町(あしょろちょう)は十勝の東北部に位置する「日本一面積が広い町」で、その広さは香川県の4分の3に匹敵します。産業では林業・農業が盛んで、日本一大きなフキとして知られるラワンブキは足寄町ならではの名物です。北海道三大秘湖の一つに数えられるオンネトーなど大自然も魅力です。
滝上町(たきのうえちょう)は、オホーツク海から車で40分ほどの四方を山に囲まれた自然豊かな町です。林業・農業が盛んで、ハッカの生産量は日本一を誇ります。また、日本最大級のスケールを誇る「芝ざくら滝上公園」も有名です。
more treesは、北海道内の4町(下川、足寄、滝上、美幌)で構成する「森林バイオマス吸収量活動推進協議会」と協定を締結し、森づくりやオフセット・クレジットの活用に取り組んでいます。
※FSC認証…森林管理協議会(FSC:Forest Stewardship Council)が、森林とその森林から生産される木材などの流通や加工のプロセスを評価し、認証する制度。環境、地域社会、経済等に考慮し、持続可能な形で適切に管理された森林から生産された木材などに与えられる。
- プロジェクトナンバー
- 003
- プロジェクト対象地
- 北海道 下川町 / 美幌町 / 足寄町 / 滝上町
- プロジェクト期間
- 2009年4月~
- 緯度経度
- 44°17’12.00”N,142°40’32.00”E(下川町)
43°47’25.450”N,144°01' 28.750”E(美幌町)
43°14'41.229”N,143°33'14.148”E(足寄町)
44°11'32.172”N,143°04'39.54”E(滝上町) - 対象地区詳細
- 北海道上川支庁下川町渓和 他
- 実施パートナー
- 下川町、森林バイオマス吸収量活動推進協議会(下川町、足寄町、滝上町、美幌町)、下川町森林組合
- カーボン・オフセットクレジット
- J-VER / Jクレジット