北海道 足寄町
ほっかいどう あしょろちょう
豊富な森林資源を有する広大な町
足寄町(あしょろちょう)は北海道十勝の東北部に位置し、「日本一面積が広い町」として知られています。内陸性気候のため降水量・降雪量が少なく、日照時間が長いのが特徴で、北海道三大秘湖の一つに数えられるオンネトーや日本百名山の一座に数えられる雌阿寒岳など、優れた景観を有する大自然に囲まれています。放牧酪農や畑作といった農業も盛んで、なかでも日本一大きなフキとして知られるラワンブキは足寄町ならではの名物です。
1,400平方キロメートルを超える広大な町の面積のうち、およそ8割を森林が占めており、約9,000ヘクタールもの町有林を保有しています。古くから林業を基幹産業とし、1920年代には木材の運搬のため足寄川流域に森林鉄道が敷かれ、足寄町の林業の発展に大きく貢献しました(森林鉄道は1960年代に廃止)。町内には林業関連の事業体や林業従事者が多く、雇用も積極的に進められているほか、林業体験や木育イベントの実施など、林業の普及啓発にも力を入れています。
公共施設の建設資材には足寄町で生産されたカラマツ材が多く用いられているほか、暖房設備として木質バイオマスボイラーを導入し、間伐材や製材工場の端材などから作られた木質ペレットを利用しています。
more treesは、北海道内の4町(下川、足寄、滝上、美幌)で構成する「森林バイオマス吸収量活動推進協議会」と協定を締結し、森づくりやオフセット・クレジットの活用に取り組んでいます。
- 地域名
- 北海道 足寄町
- 協定開始時期
- 2009年4月~
- 実施パートナー
- 足寄町、森林バイオマス吸収量活動推進協議会(下川町、足寄町、滝上町、美幌町)、足寄町森林組合、緑のまちづくり協議会
- カーボン・オフセットクレジット
- J-VER / Jクレジット