新潟市 秋葉区
にいがたし あきはく
石油の里から木質エネルギーの里へ
新潟市秋葉区(あきはく)は、三方を信濃川(しなのがわ)、阿賀野川(あがのがわ)、小阿賀野川(こあがのがわ)に、残る一方をにいつ丘陵に囲まれた、水と緑が豊かな町です。2007年に新潟市が政令指定都市になったことで、新津市(にいつし)と小須戸町(こすどまち)が合併して誕生しました。
新津地区ではかつて石油が採掘され、明治から大正にかけては日本一の産油量を誇っていました。また、日本海側の鉄道の要衝でもあったことから、石油と鉄道の町として栄えました。1996年(平成8年)に石油の採掘は終了。かつては「石油の里」と呼ばれたにいつ丘陵を「木質エネルギーの里」として再生させようと、民間と行政、地域が一体となって、取り組みをスタートしました。
地域ではにいつ丘陵に植えられたスギを適切に間伐し、木質ペレット燃料としてエネルギー利用を図ることで、化石燃料からの転換を目指しています。なお、生産されたペレットは、一般家庭のストーブだけでなく、地域の園芸農家でハウスの加温にも使われており、「エネルギーの地産地消」のモデル的地域となっています。
- 地域名
- 新潟市 秋葉区
- 協定開始時期
- 2010年11月~
- 実施パートナー
- 木質ペレット推進協議会(WPPC)、新潟市
- カーボン・オフセットクレジット
- J-VER / Jクレジット