「LIFE311」は、東日本大震災発災後に岩手県住田町が町単独で建設した木造仮設住宅の建設費用を支援し、同住宅に東北の厳しい冬を乗り切るための木質ペレットストーブを寄贈することを目的として立ち上げたプロジェクトです。
※木造仮設住宅の閉鎖に伴い、2020年3月31日をもって本プロジェクトは終了いたしました。
長らくのご支援、誠にありがとうございました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災。私たちは被災地の復興のために何か行動できないかと模索していました。そんなときに出会ったのが「森林・林業 日本一」を掲げる林業の町、岩手県住田町です。
住田町は、甚大な津波被害を受けたエリアに近接しながらも、内陸に位置しているために津波被害を免れました。そして、震災からすぐにアクションを起こします。地元の木材を使った木造仮設住宅の建設に踏み切ったのです。私たちは現地に足を運び、協議を重ねた後、同町との被災地支援プロジェクト「LIFE 311」を立ち上げました。
プロジェクトでは、震災後に住田町が町単独で建設した木造仮設住宅の建設費用を支援するとともに、東北の厳しい冬を乗り切るための木質ペレットストーブを寄贈することを目的に、支援金額3億円を目指して法人・個人を問わず広くみなさまからご寄付を募りました。
木造仮設住宅に入居されていた方は徐々に新しいお住まいに移られましたが、最後のお一人が退去されるまで寄付金を募り、最終的に242,318,079円の支援金が寄せられました。93棟、261名の方が入居された木造仮設住宅の建設費用に活用させていただきました。
住田町の仮設住宅閉鎖の発表に伴い、2020年3月31日をもって寄付の受付を終了しましたが、LIFE311をきっかけとした住田町とのご縁は「多様性のある森づくり」へとつながり現在も活動を続けています。