12月12日、19日の2回にわたり、東京・渋谷のデザイン専門学校 桑沢デザイン研究所にて「スペースデザイン特論」の講義を実施しました。第1回目はmore trees事務局長の水谷が、第2回目はmore trees designプロダクトディレクターの青木が講師を務め、各回約20名の学生に出席いただきました。

講義では、世界と日本の森林の現状や木材の活用事例、SDGsとの関わりなどについて紹介したほか、「森のスゴロク」を通じて森の実情や自分たちの暮らしとの関係について考えてもらいました。また国産材を使ったギフトについて考えるグループワークでは、more treesのオリジナルプロダクトやプロデュース事例などを参考に、学生の皆さんからもさまざまなアイディアが披露されました。

本講義は今回で14回目を迎えました。継続してこのような機会をいただいている桑沢デザイン研究所様に重ねて感謝いたします。
今年は受講生のうち外国人学生の比率が3割を超え、特にアジアからの留学生の姿が目立ちました。森林をはじめとする環境問題についてもグローバルな視点で捉え、若い世代の熱意や行動力によって課題解決につながる新しい発想が生まれることを期待しています。