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栃木県鹿沼市にて植林を実施しました

2022年11月24日~2023年3月31日にかけて、植林・育林専門集団「青葉組」を展開する株式会社GREEN FORESTERSと協働で、栃木県鹿沼市にて植林を実施しました。

同市内の1.17haの土地にヤマザクラ、コナラ、サワグルミ、トチノキ、ウリハダカエデ、ホオノキの苗木、合計3,590本を植林しました。数本の苗木を密植する「巣植え」という手法を用いることで、獣害や誤伐による被害を抑え、初期の生長促進や樹形を整えることにつながります。また鹿などの獣害対策として、巣植えした苗木をまとめて覆うようにネットを設置しました。

施業地に生育していた既存の樹種のうち、先駆種であるカラスザンショウなどについては、鳥類や昆虫が利用できるよう一部を残し、今後、保残木の有無によって植栽木の生長具合や獣害対策の効果に差があるかどうかを検証します。また植栽方法についても、作業効率を高め地表の乾燥を最小限にする「一鍬植え」と、苗木の活着の可能性を上げることを重視した「丁寧植え」の双方を実施し、生育差をモニタリングするなど、実験的な施業を取り入れました。

さらに、大田原市にてGREEN FORESTERSと協働で進めている広葉樹の苗畑の視察も行いました。現在、栃木県内で種を採取したブナ、カキノキ、マテバシイなど9種類の地域性苗木を育成しています。

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