奈良県天川村でドローンを使った資材運搬が行われました
more treesが「多様性のある森づくり」を進める奈良県天川村にて、6月初旬、県内初となるドローンによる資材運搬が実施されました。
同村の施業計画地では6月下旬に植林を予定しており、施業に向けて苗木や獣害対策用の資材を運搬する必要がありますが、作業道のない急傾斜地での運搬作業はかなりの重労働となり、時間も労力も負担が大きいのが現状です。
そこで、天川村の関係者から相談を受け、近隣の大淀町にて林業機械の販売や修理を行う円陣株式会社のご協力をいただき、この度のドローンによる資材運搬のチャレンジが実現しました。
今回運搬したのは、防鹿柵に使用するネットやポールなどの資材。当日はまず現地の下見とドローンの試運転のみを行う予定でしたが、天候に恵まれ、また行程もスムーズに進んだことから、同日中に計画していた資材の全量をドローンで空輸することができました。
今回のドローンによる資材運搬により、森づくりの作業に伴う負担を大幅に軽減できることがわかり、将来的な活用への期待が高まりました。こうした様々なチャレンジを通じ、地域や現場の方々が主役の森づくりが進められるよう、これからも継続的に活動をサポートしてまいります。