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【コラム】木育の醍醐味は子どもの笑顔

水谷です。

「木育」っていう言葉をご存知ですか??

木育とは、木の良さを五感で感じながら積極的に地域の持続可能な木材を使っていくことで、私たちの暮らしだけでなく森をも豊かにしていく心を育むことを指しています。このワードは2004年に北海道で生まれ、徐々に浸透しつつあります。

我々が森ビルさんと協働で、毎年アークヒルズ・カラヤン広場で実施している木育イベント『木とあそぼう森をかんがえようwith more trees』も今年で4年目となりました。【開催報告はコチラ】

4年目ともなると、「昨年も来ました!」とか、「2日連続で来ちゃいました」といったご家族連れも増えてきましたし、何よりもSNSなどを通じたママの口コミも大きいことを実感。

「知り合いのママ友からこのイベントを教えてもらって」とか「友人がSNSにアップしてるのを見て知った!」

という来場者の人も多く見受けられました。

とはいえ正直、1年目は「穴場」的存在でした。

もともとアークヒルズは他の●●ヒルズと違ってテナント(オフィス)やレジデンス(住居)がメインなので、観光やショッピングで来る人はほとんどいません。

その点、会場はこのイベントに目掛けてきた人が大半ですから施設全体としては混雑しておらず、GW中の「穴場スポット」として紹介されていたのです。

しかし前述のとおり毎年来場者が増えていて、今年はつみきやボールで遊べる「プレイゾーン」が混雑して「イモ洗い」状態になる時間帯も多く見られましたし、ついに迷子がでるほどに。。

来場者が増えるのは本当に嬉しいことだしありがたいことなんですが、今後はさらに安全管理が求められますね。

今回は「SlowP」というビー玉転がしの遊具も知人の協力を得て設置したのですが、これも見事にハマりました。

とにかく子どもたちも大興奮でした。

何人かの子どもたちに「どれが一番楽しかった?」と聞くと、ほとんどの子が「ビー玉転がし!」と答えるほど。(個人的にはTSUMIKIが良かった!という声も欲しかったですけどねw)

とにかく、プレイゾーン、そして有料のワークショップゾーンを通して言えるのは、滞在時間がとても長いということ。

ビー玉で1時間+TSUMIKIで1時間なんてザラだし、朝のオープン時から夕方までいるツワモノも。親御さんが「もう帰るよ~」と引きはがそうとしても全力で抵抗する子だっています。

こういう世の中だからこそ、木というアナログな素材のリアルな遊具がむしろ新鮮なのかもしれませんね。

このイベントには、多くのボランティアさんに関わっていただいています。丸の内朝大学で森クラスを受けてくれた社会人の方や企業の方、そして今年からは学芸大国際の中高生にも手伝ってもらいました。

こうした人たちの多くも「子どもたちのイキイキした表情が見られるし、また来年も手伝いたい」と言ってくださいます。ホント有難いですね。

こういう仕事をしているとやりがいを感じる瞬間は多くありますが、

子どもたちの笑顔や真剣に遊ぶ姿はたまらないですね~ 後をひきます

水谷伸吉

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