東日本大震災から丸7年が経ちました
倒壊した家屋やがれきに覆われた被災地の姿に、誰もが目を疑った7年前のあの日。街が無くなる瞬間を目にした当時の衝撃は、今も忘れることができません。
復興に向けたかさ上げ工事とともに、新しい宅地や商店街などの整備が進む一方で、岩手、宮城、福島の被災3県では未だに3万人以上の方が仮設住宅での生活を続けていると言われています。
more treesの被災地支援プロジェクト『LIFE311』が支援している岩手県住田町の木造仮設住宅にも、今なお26世帯57人の方がお住まいになられています。高齢者の方を中心に自主再建の見通しが立たない方も多く、また一人暮らしの世帯が増えたことで、入居者の健康面なども課題となっています。
もうまもなく、震災から7回目の春を迎えます。
震災直後に比べ、支援に携わる人や団体は確実に減ってきています。しかし、残念ながら被災地の復興はまだ道半ばであり、記憶の風化も進んでいると言わざるをえません。
私たちはこれからも被災地や被災者の方々に寄り添い続けてまいります。これまでの7年間の活動を支えていただいたみなさまに改めて感謝を申し上げるとともに、引き続き温かいご支援、ご関心をお寄せいただきますようお願いいたします。